カテゴリー: 科学論
「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―1
科学的とはどういうことかをはっきりさせないかぎり、科学的な文学研究を名乗ることはできない。 そこで、研究活動が科学と呼べるための条件を明確にするため、科学論を勉強する必要が出てくる。 この勉強の過程で私は『すべてのアメリ […]
「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―2
前回:「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―1 科学の本質的な定義とは 山川 『すべてのアメリカ人のための科学』第Ⅱ章第1章「科学の本質」から「科学的世界観」という見出の箇所の一部を抜粋してみます。著者が考える […]
「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―3
前回:「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―2 法則と法則性 引用a(再掲) 世界は理解できる 科学は、体系的で注意深い研究を通して、宇宙や世界の物事と出来事は理解可能な一貫したパターンで起こることを前提とし […]
「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―4
前回:「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―3 山川 前回まで「科学的世界観」と題する一節について見てきました。次は、科学の研究方法について述べられた部分を読んでみましょう。 以下、第Ⅱ部第1章から抜粋します。 […]
「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―5
前回:「すべてのアメリカ人のための科学」に対する批判―4 理論と仮説の違い 引用f 科学は論理と想像力の融合である 仮説や理論の形成にはあらゆる種類の想像力や思考力が利用されるが,遅かれ早かれ,どのような科学的主張であ […]