「〜がある」と「〜である」の違い1

今私は岩波文庫のアリストテレス『形而上学』を読んでいる。 まだすべて読み終わっていないが、読んでいるうちに言語学と関係がありそうな箇所を見つけ、私なりに思うところがあったので、それを書いてみたい。 書いてみると意外と長く […]

「〜がある」と「〜である」の違い2

前回の続き 今回は「がある」と「である」の違い、および「である」と「だ」の違いについて考えてみたい。 次の2つの文を見てほしい。 (1) 本がある。 (2) 本である。 (1)は本が存在することを意味する文で、(2)は( […]

「〜がある」と「〜である」の違い3

前回と前々回の続き 前回は「である」の「ある」の解釈について補助動詞説、山田の存在詞説、三浦の助動詞説について確認した。 どの説が正しいのか では、結局の所どの説が正しいのだろうか? 一見どの説にも矛盾がないように見える […]